【栃木】
9節の徳島戦では序盤から攻勢を仕掛けた。前半は無得点に終わったが、後半途中に投入されたサビアがゴールを決め、1-0の勝利。不用意なミスにより主導権を失った8節の水戸戦の反省を生かし、3試合ぶりの完封に成功したことは収穫だ。10節で対戦する岐阜は、開幕から7試合無得点が続いたが、直近2試合は連続で2得点を記録しているため、油断できない。徳島戦で見せた「集中力を切らさない守備」を再現できるか。「古巣戦」となる菅と高木の活躍に期待したい。

【岐阜】
8節の松本戦で今季の初得点と初白星を挙げた岐阜。9節の富山戦では、2点のビハインドの状況から一時追い付くも、終了間際に失点を喫し、2-3で敗れた。シュート数は僅かに4本。内容が悪かったことに加え、勝点を目前で失ったことによるメンタル面へのダメージは大きい。2試合連続で2得点を挙げたことを好材料とし、気持ちを切り替えて10節の栃木戦に臨みたい。松本戦は新井、富山戦では中島と途中出場の選手がゴールを決めている。スタメン選びを含め、行徳監督の選手起用に注目したい。
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