2013/4/21
プレミアリーグの第34節が20日、各地で行われた。吉田麻也が所属するサウザンプトンは敵地でスウォンジ・シティと対戦した。
リーグ戦ここ5試合で黒星なしと、残留に向けて調子を上げてきているサウザンプトン。吉田が29試合連続の先発出場となったこの試合、サウザンプトンは序盤から主導権をホームのスウォンジに握られる苦しい展開となる。それでも、吉田を中心とした守備陣がゴールを許さずにいると、40分に先制点のチャンスを得る。ゴール前でFKを獲得すると、キッカーはエースのランバート。狙いすましたFKを放つが、ここはスウォンジのオランダ代表GKのフォルムに防がれた。先制のチャンスを逃したサウザンプトンは0-0で前半を折り返す。
後半に入ると、サウザンプトンは攻撃のペースを上げたスウォンジに押し込まれる。すると、66分に吉田がチームの窮地を救う。守備の連係ミスから自陣ペナルティーエリアでボールを奪われシュートを放たれるが、カバーに入っていた吉田がゴールライン上でクリア。サウザンプトンはその後もスウォンジの攻勢を許しながらも、GKボルツのファインセーブなどでしのぎ切り0-0のドローに持ち込んだ。
この結果サウザンプトンは勝ち点を39とし、残留ラインと言われる勝ち点40まであと1に迫った。
速サカ編集部