2013/4/21
ブンデスリーガ第30節が20日、各地で行われ、乾と内田の日本人対決にとなったフランクフルト対シャルケは、1-0でホームのフランクフルトが勝利した。
CL出場権を争う両チーム。乾が左サイドMF、内田が右SBで揃って先発しフル出場、マッチアップする形となった。試合は前半、一進一退の攻防となる。シャルケは10分、右でボールを受けたバストスのスルーパスにヘーガーが抜け出すもシュートには至らず、フランクフルトは18分、右からのFKにアンデルソンがヘディングで合わせるが、わずかにゴール左に外れた。その直後にもフランクフルトは、左からのクロスのこぼれ球を乾が拾い、シュテンデラがキーパーと一対一になるが決めきれず。
フランクルトは23分、大きなピンチを迎える。シャルケがペナルティエリア付近からのFKを獲得。すると、キッカーのバストスが放ったシュートが壁に入っていたアイグナーの腕に当たり、PKの判定。シャルケが先制のチャンスを得るが、GKニコロフがバストスのシュートをセーブ、ピンチを防いだ。
これを機にフランクフルトが流れを掴み始める。39分には、シャルケのクリアボールに乾がダイレクトボレーを放つが、惜しくもGKヒルデブラントに触られゴールならず。
迎えた41分、ついにフランクフルトが均衡を破る。左サイドのゴールライン付近で乾が内田に倒されFKを得ると、シュテンデラのボールにルスが合わせて先制した。
後半はシャルケの攻撃にフランクフルトがカウンターで応戦する展開。シャルケはドラクスラーを中心に数多くのシュートを打つも、PKを止めたGKニコロフが好セーブを連発。ゴールをこじ開ける事はできず、1-0のままフランクフルトが勝利した。
この勝利でフランクルトは4位シャルケと勝ち点1差。CL出場権争いはますます熾烈になってきた。
速サカ編集部