3連敗を喫していた徳島だったが、この日は縦への意識が目に見えて改善。テンポ良くパスをつなぐと、アタッカーの動き出しに合わせて相手の背後にボールを送り、好機を創出する。特に、シャドーに入ったアレックスが出色の出来を披露。周囲を生かすランニングや巧みなダイレクトプレーで攻撃のリズムを作り、前半29分には精度の高いCKで橋内の先制点をお膳立て。大崎の得点も、アレックスのシュートのこぼれ球を決めたものだ。直後に1点返されたことで「四国ダービー」は一気にヒートアップしたが、追撃を振り切り、勝利を収めた。
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