2013/4/27
【名古屋】
7節のF東京戦では、ケネディの今季初ゴールで先制に成功したが、1-3の逆転負けを喫した。シュートで終わる攻撃が少ないなど、チームとしての攻撃が機能していなかった。また、二度もPKを献上するなど、守備の綻びを露呈した。8節で対戦する広島は、F東京と同じようにパスワークを得意とするチーム。勝利のためには、守備の課題を克服する必要がある。攻撃に関しては、玉田に期待したい。4節から6節までゴールを決めていたが、F東京戦では沈黙。ケネディが最前線に位置する布陣で自身をいかに生かすかがポイントとなる。
【広島】
7節の磐田戦では、昨季王者にふさわしい試合巧者ぶりを披露。前半5分に相手GKのパスを奪った佐藤がそのまま先制ゴールを決めると、その後は堅固な守備ブロックで磐田の攻撃を防ぎ切り、2-0で勝利を収めた。8節で対戦する名古屋のアタッカー陣は強力だ。特に、「空中戦」を得意とする選手がそろっているため、GK西川には体を張った活躍を期待したい。守勢に回った際には、容易にクロスを上げさせない「寄せ」の厳しさとともに、不用意にセットプレーのチャンスを与えない冷静さが必要となる。
DataStadium