プレミアリーグの第35節が27日に各地で行われ、吉田麻也が所属するサウザンプトンはホームでWBAと対戦した。吉田はリーグ戦30試合連続となる先発出場を果たした。
リーグ戦ここ6試合黒星なしと好調のサウザンプトンだが、この日は開始早々の6分にビハインドを背負ってしまう。CKを2度ペナルティーエリア内で競り負けると、最後はフォルトゥネに押し込まれた。早い時間帯に先制されたサウザンプトンは、その後も守備が安定せず何度もピンチを招く。それでも、GKボルツの好守で追加点を許さずに前半を0-1で折り返す。
後半に入ると、サウザンプトンの攻撃が機能し始めチャンスを作っていく。56分には、前半から積極的に攻撃参加していた右SBのクラインがクロスバー直撃のシュートを放つなど、攻勢を強めていく。しかし、67分にWBAのルカクに抜け出され、痛恨の2失点目を喫してしまう。両チームに退場者が出て迎えた77分、またもやスルーパス1本でディフェンスラインの裏へ抜け出されると、ロングにネットを揺らされ万事休す。サウザンプトンは82分にも、両足で危険なタックルをしかけたDFフォックスが一発退場となり9人に。そのまま0-3で敗れたサウザンプトンは13位に後退した。
速サカ編集部