【横浜FM】
7節の新潟戦で今季初黒星を喫した横浜FM。8節の甲府戦は、開始早々に先制点を挙げたものの、終了間際に同点に追い付かれた。1-1の引き分けにより2試合勝ちなし。そして、首位から陥落。悪い流れを断ち切るべく、9節の鹿島戦に臨む。ポイントは、決定力の向上にある。チーム総得点数20はリーグトップの成績だが、直近2試合に限ると、中村の直接FKによる1得点のみ。攻撃面を再び機能させるには、中盤の活躍が不可欠だ。中町には、中村のフォローだけでなく、攻守に存在感を発揮することが求められる。

【鹿島】
8節は新潟と対戦し、3-2で勝利を収めた。前半で先制点を奪い、後半は守勢に回りつつもセットプレーから追加点を挙げるなど、鹿島らしい「試合巧者」ぶりを披露した。これで4月は、ナビスコカップを含む公式戦7試合負けなし。勢いそのままに、5月最初の試合となる9節の横浜FM戦に臨む。注目選手は、開幕からリーグ戦でフル出場を続けている柴崎。新潟戦では強烈なミドルシュートで先制ゴールを挙げており、このゲームでも得点に絡む活躍が期待される。
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