2013/5/3
樋口を前線に残して守備に人数を割く岐阜を相手に、G大阪がいかにしてゴールをこじ開けるのか。構図は序盤から明確だった。G大阪は2列目の飛び出しやミドルシュートを駆使して一方的に攻め込むと、7試合ぶりの先発となった阿部が倉田のラストパスを冷静に沈め、先制に成功。だが、その後はボールを動かすだけでフィニッシュに至らず、畳み掛けられない。途中出場の3人が絡んで追加点を挙げたことは収穫だが、試合運びには課題が残った。一方の岐阜は、デズモンドが攻守に存在感を発揮したものの、地力の差を見せつけられた格好だ。
DataStadium