2013/5/4
磐田は4日、森下仁志監督が退任し、後任には暫定的に長澤徹ヘッドコーチが監督に就任すると発表した。森下監督は、ユースコーチ、トップ兼サテライトコーチ、トップコーチを経て、12年から監督に就任。12年のリーグ戦では13勝7分14敗(57得点53失点)で12位。カップ戦は予選リーグ敗退、天皇杯ではベスト16。2年目の指揮を執った今季は、リーグ戦9試合を終えて1勝2分6敗で17位に低迷。3日の第9節は、昇格組の甲府に1-2で敗戦していた。
以下、森下監督のコメント
「(退任にあたり)チーム、スタッフ、サポーターのみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。清水戦、広島戦の後にクラブハウスに足を運んでくださったサポーターの方もいましたし、試合前のメンバー紹介の前に自分の名前を呼んでいただき、本当に勇気づけられました。この感謝の気持ちは絶対に忘れません。(選手たちへの思いは?)本当に同じ方向を向いてくれていたからこそ、チームとしての可能性はまだまだ大きくあると思いますし、今の団結力を持って戦い続けてほしいと思います。間違いなく近い将来このチームの時代が来ると思いますし、その力は十分にあると思うので、やり続けてほしいと思います。チームはすぐに試合がありますし、そのことだけを考えてほしいです。(昨季の前半戦は結果が出たが?)今何を言っても仕方がないのですが、成績が出たのは選手のおかげです。そして、それを維持できなかったのは僕の力不足です。それだけですね。(あらためて監督就任から今日までの1年半を振り返ると?)本当に一丸となって、同じ方向を向いてついてきてくれたことに本当に感謝しています。選手だけではなく、スタッフの毎日の取り組み、そして、会社の方々も含めみんなが一緒に戦ってくれている気持ちが本当に嬉しかったですね…。(ジュビロ磐田というクラブへの思いは?)監督としてはもちろんですし、気づけばジュビロに10年近くお世話になりました。選手として、育成・トップのスタッフとしてチームに関わらせていただき、指導者として育てていただいたクラブです。そういう自分を信じてくださった吉野さん、高比良さん、服部さんに感謝していますし、期待に応えられなかったことに申し訳ない気持ちでいっぱいです。それと、やはりあらためてサポーターのみなさんに感謝の気持ちを伝えさせてください。本当は直接伝えることができればいいのですが、なかなか難しい部分もあるので、こういった形で伝えさせていただきます。本当にありがとうございました」
速サカ編集部