【甲府】
10節は新潟と対戦。前半は攻守に圧倒し、佐々木の今季初となる得点で先制に成功する。しかし、後半は新潟のハードワークに苦しみ、同点に追い付かれた。結果は1-1の引き分け。7試合負けなしで8位をキープした。11節は、かつてのエースであるバレーを擁する清水と対戦する。決定力の高いバレーをいかに封じ込めるかがポイントになる。そのためには、センターバックだけでなく、中盤からの厳しいチェックが必要だ。ボランチの佐々木には、球際の激しさと豊富な運動量が求められる。

【清水】
10節の川崎F戦は、吉田のJリーグでの初ゴールで先制に成功。しかし、その後は失点を重ね、1-2で逆転負けを喫した。2試合連続での2失点で2連敗。順位は13位に後退した。11節では3試合ぶりの勝利を目指し、甲府と対戦する。清水の総得点数は僅か9。リーグワースト2位タイの数字だ。清水は今季3勝を挙げているが、スコアはいずれも1-0。バレーが調子を上げているとはいえ、安定した守備を見せられるかが勝敗を分けるポイントとなる。特に、「古巣戦」を迎えるバレーと吉田には活躍を期待したい。
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