昨季の10月以来、長らく遠ざかっているホームでの勝利をサポーターに届けたい松本は、ミドルシュートを積極的に放ち、ゴールへの高い意欲を見せる。後半にはカウンターを仕掛ける場面が増え始め、平日にもかかわらず集まった観衆を沸かせる。最後の精度に欠けて得点こそ奪えなかったが、本来のスタイルを発揮できたことは今後につながるといえるだろう。一方の東京Vは、首位の神戸を撃破した勢いに乗って3連勝を狙ったものの、サイドからの攻めが実を結ばず。相手の集中した守備を崩せなかった。
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