2013/5/19
ブンデスリーガ最終節が18日、各地で行われた。乾が所属するフランクフルトはホームで長谷部所属のボルフスブルクと対戦し、2-2で引き分けた。乾と長谷部はそろって先発、左サイドでマッチアップする形となった。
引き分けでもEL出場圏内に大きく近づくフランクフルト。しかし、序盤はここ9試合負けのないボルフスブルクの勢いに圧倒される展開となった。8分、左からのCKをポラークにヘディングで叩き込まれて先制を許すと、19分には左サイドを抜け出したオリッチからのクロスをジエゴが決め、早くも0-2とされてしまう。だが、36分に試合の流れが変わる。乾のペナルティエリア内へのドリブルを長谷部が倒してPKを獲得。長谷部は一発レッドで退場処分となった。このPKをマイアーがきっちり沈め、1点差として前半を終えた。
数的有利となったフランクフルトだったが、なかなか追いつけずに試合が進む。しかし、7位のハンブルガーSVの敗戦が濃厚となり、EL出場権をほぼ手中に収めると、90分にはオウンゴールによる同点弾でそれを確実なものとした。乾もフル出場を果たした。
フランクフルトは来季のELをプレーオフから戦うことになる。また、引き分けに持ち込まれてしまったボルフスブルクも最後の10試合は無敗で終了した。
速サカ編集部