立ち上がりに中途半端なプレーから失点を喫した鹿島。その後は落ち着いてパスを回しながら攻めるも、F東京が敷くコンパクトな守備ブロックに苦戦する。ボランチにボールを奪われる場面が目立ち、何度もカウンターを許すと、渡邉の強烈な一撃で2点のビハインドを背負ってしまう。だが、後半のピッチに立った選手たちは前半とは別人のようだった。鬼気迫る勢いで圧力を掛け続け、後半11分までに追い付く。さらに、浮き足立つ相手のミスに乗じて逆転に成功。終盤に差し掛かっても運動量は衰えず、必死に追いすがるF東京を振り切った。
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