2013/6/14
松本はなぜ警戒していたはずの2トップに前半のうちに仕事をさせてしまったのか。確かに、津田とドウグラスに対しては3バックとボランチが連係して挟み込み、途中までは自由を奪えていた。しかし、当然抑えるべき相手はこの2人だけではない。ブロックの外にいる選手へのアプローチに関しては、あやふやな部分が多く、余裕を持ってボールを蹴らせる場面が目立った。守備の陣形を前後左右に揺さぶられたことで、マークするFWとボール保持者を同時に視野に入れるのが難しくなり、結果的に「要注意人物」の捕獲の失敗につながったわけだ。
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