スルガ銀行チャンピオンシップ2013が7日、カシマサッカースタジアムで行われ、鹿島がサンパウロFCに3-2で勝利した。鹿島は大会初の2連覇を達成した。

以下、選手コメント。

FW 9 大迫 勇也
1点目はGKが来るのが分かった
「あれでハットトリックは恥ずかしい。あの時間帯でPKを決めたかった。(1点目は)直前でちょっと変えた。迷ったけど、GKが来るのが分かってポッと浮かせた。(2点目は)相手の足が止まっていた。絶対に来ると思っていた」

MF 28 土居 聖真
内容はどうあれ、勝って良かった
「守備しかしていない。前半はどうしてもパスを回される時間が長かったので、我慢強く守備から入らないといけないと思った。そこから何度かカウンターで行けた部分があり、それが点につながった。守備の時間が多かったので、動き出しても自分にボールが出ない場面も多かったけど、出なくても動き続けないといけない。これをJ1第19節・大宮戦から継続してやれているので、ここで満足しないで続けないといけないと思った。続けた上で、自分のプラスαを出していかないといけない。内容はどうあれ、今日は勝って良かった」

MF 40 小笠原 満男
もっとよくできる部分はあった
「勝ちたいけど、何をしても勝てばいいわけじゃない。もっとよくできる部分はあった。誰が出てもサンパウロはサンパウロ。世界を見渡せばもっといいチームはあるし、いい選手もいる。ただ、サンパウロは若い選手がやってやろうという姿勢を見せていたのが自分としては印象的だった」

MF 20 柴崎 岳
チーム全員で努力した結果
「相手が結構、人に対してマークをしてくる感じだった。裏にスペースができることが分かったし、そこを狙って飛び出せたのは良かった。(南米のチーム印象は?)やっぱりすごくうまかった。一人ひとりが技術を持っているし、フィジカルを持っている。多少組織としての守備に難はあるかなと思ったけど、攻撃に関しては良いところが多かった。どちらが勝ってもいいような内容だったし、相手を讃える部分もある。僕らがチーム全員で努力した結果でもある。こういう形になってよかった」

DF 5 青木 剛
厳しい戦いだった
「前半、最初のほうはサンパウロもボール回しがすごくうまくて、そこからのサイドチェンジがすごくうまいな、と感じながらやっていた。先制したあたりから、だいぶ相手のパス回しにも慣れて、自分たちのサッカーを出せるようにもなってきた。サンパウロは守備でも球際の強さはあったし、普段なら取られないようなところでも、相手の足が伸びてきてボールを取られることが最初はあった。後半はだいぶ押し込まれて、自分たちが前に出ることができなかった。セカンドボールも相手に拾われて相手も前がかりに来ていたので、厳しい戦いだった」
速サカ編集部