2014/3/17
イタリア・セリエAのミランは現地時間3月16日(日)、第28節のパルマ戦で2-4とホームで敗れた。ミランは公式戦4連敗。サポーターの怒りはさらに増し、試合後にはクラレンス・セードルフ監督や選手たちがサポーターと緊急で会談を行った。
開始5分でGKクリスティアン・アッビアーティが退場となり、10人となった上にPKで先制されたミランは、後半にも失点して2点のビハインドを背負う。それでも、DFアディル・ラミのゴールとFWマリオ・バロテッリのPKで、一時は2-2と同点に追いついた。
しかし、同点とした直後に再び失点すると、ロスタイムにも4点目を献上。リーグ戦で3連敗、UEFAチャンピオンズリーグを含めると4連敗と、まさに泥沼という状態だ。
試合前から激しい抗議を見せていたサポーターの怒りは鎮まらず、イタリアメディアによると、セードルフ監督とMFカカー、バロテッリ、DFダニエレ・ボネーラ、DFイニャツィオ・アバーテが、サポーターの代表たちと15分にわたって会談を行ったという。
セードルフ監督が「平和的だった」と話した会談で、バロテッリは最大限の努力をするとしてサポーターに謝罪したとのこと。ファンはバロテッリら一部選手の姿勢や、クラブの補強戦略の失敗を厳しく糾弾していた。
なお、この日の試合にMF本田圭佑は出場していない。
速サカ編集部