2014/3/17
イタリア・セリエAのパルマに所属するFWアントニオ・カッサーノは、夏にブラジルで開催されるワールドカップ(W杯)への出場を望んでいる。
現地時間3月16日(日)のセリエA第28節ミラン戦で2ゴールを挙げ、4-2の勝利に貢献したカッサーノ。今季は11得点と好調を維持し、16試合連続無敗で6位につけるパルマをけん引している。
チェーザレ・プランデッリ監督の下、2012年のEUROで準優勝したカッサーノだが、大会以降はイタリア代表から外れている。プランデッリ監督はカッサーノ招集の可能性があると話しているが、いまだ復帰は実現していない。
マルチェッロ・リッピ元監督との確執から、2006年と2010年の大会に出場できなかったカッサーノは、W杯を戦ったことがない。だからこそ、31歳の同選手はブラジルW杯への出場を望んでいるようだ。
ミラン戦後のカッサーノのコメントを、クラブの公式サイトが伝えている。
「プランデッリ監督が少なくとも選択に悩むようにしたいね。W杯はキャリアにおける唯一の後悔なんだ。出場できたらうれしいね。プランデッリ監督へのメッセージ? 彼には感謝するばかりだよ。EUROに連れていってくれたし、すべての試合で起用してくれた」
「さっき言ったように、W杯には出たいと思っている。出ることができたら、僕は世界で最も幸せな男になるだろうね」
速サカ編集部