イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・Uを率いるデイビッド・モイーズ監督が、いよいよ崖っぷちに立たされているかもしれない。『ESPN』によると、フロント内に初めて同監督の解任話が持ち上がっているという。

現地時間3月16日(日)のリバプール戦で、ホームにもかかわらず0-3と完敗を喫したマンチェスター・U。『ESPN』によると、オーナーのグレイザー一家はまだモイーズ監督を支持しているものの、この1週間が鍵を握ると伝えている。

マンチェスター・Uは19日にUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦でオリンピアコスと対戦。第1戦で0-2と敗れている中で逆転ベスト8進出を狙う。その後、ウェストハム戦をはさみ、25日にはマンチェスター・Cとのダービーマッチという大一番だ。

報道によると、サー・アレックス・ファーガソン前監督も、以前ほどモイーズ監督を支持していないという。さらに、クラブ上層部は、現在のイメージの悪さがスポンサー離れにつながることを危惧しているそうだ。

『ESPN』は、現在オランダ代表を率いるルイス・ファン・ハール監督が、マンチェスター・U行きに関心を示している模様とも伝えている。同監督はワールドカップ後に退任する予定で、先日からトッテナムの関心が噂されているところだ。

速サカ編集部