2014/3/21
イングランド・プレミアリーグのアーセナルを率いるアーセン・ベンゲル監督にとって、現地時間3月22日(土)に行われるチェルシー戦は、アーセナルでの1000試合目という節目の一戦だ。
1996年10月のブラックバーン戦でデビューしてから、計999試合を戦ってきたベンゲル監督。
「まるで昨日スタートしたかのようだ。それほど長い時間が経ったなんて、信じられないね。なぜか? 常に次の試合に向けて楽しんで集中するからだ。そして振り返ってみたときに、それだけ長かったんだと思うものなんだよ。だが、関心があるのは次の試合だ。それが我々にとっての薬なのさ。次の試合への希望、次の試合に勝ちたいという願いだ」
「これだけの規模のクラブをこれほど長く率いてきたのは名誉なことだね。これほど長く信頼してくれたクラブの全員に感謝したい」
「すべての試合から学ぶものだ。勝った試合よりも負けた試合から得るものは多い。プレッシャーが懸かる最大級の試合や、才能溢れるチームとの対戦や、トップレベルの試合から、より多くのことを学ぶんだよ」
これまでの999試合の中で気に入っている試合について、ベンゲル監督はこう述べている。
「おそらくは(2011年の)UEFAチャンピオンズリーグのバルセロナ戦、エバートン相手に初のタイトルを獲得した試合かな。次の試合が私のお気に入りの試合になることを願っているよ」
速サカ編集部