2014/3/24
イタリア・セリエAのミランに所属するMF本田圭佑は、現地時間3月23日(日)の第29節ラツィオ戦で先発出場したが、54分に交代している。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、本田が右サイドでのプレーに慣れてきていると評価した。
今回もトップ下ではなく、2列目右サイドでのプレーとなった本田。前半のチームのシュート3本は、すべて彼によるものだった。ゴールにはならなかったものの、積極的なプレーを見せた証だ。
しかし、クラレンス・セードルフ監督が最初の交代策でベンチに下げたのが、その本田だった。FWマリオ・バロテッリとの交代を命じられた本田は、ピッチを後にした際に指揮官に「why?」と説明を求めるなど、後半の早い時間帯での交代に不満をうかがわせた。
だが、『ガゼッタ』はその本田に及第点となる6点をつけ、「不明瞭な攻撃の現実的でないプロットへの適応を始めている」と評価。セードルフ監督の下で今ひとつ機能していない攻撃陣において、本田が何とか機能しようとしているとの見解を示した。
なお、ミランの最高採点はMFカカーとバロテッリの6.5点だった。
速サカ編集部