イタリア代表を率いるチェーザレ・プランデッリ監督が、契約を2016年まで延長することになった。現地メディアが報じ、イタリアサッカー連盟が認めているとのことだ。

56歳のプランデッリ監督は、2010年の南アフリカワールドカップ(W杯)後に就任。2012年のEUROでは下馬評を覆して決勝まで駒を進め、評価を高めた。

現在の契約は2014年ブラジルW杯までとなっており、一時は大会後の退任が確実とも言われたが、プランデッリ監督は最近になって契約延長に前向きな発言を残していた。

現地メディアによると、新契約は2016年にフランスで開催されるEUROまでとのことだ。イタリアサッカー連盟会長とプランデッリ監督が先日の会談で合意に達し、近いうちにサインがかわされる予定という。

プランデッリ監督が退任した場合の後任候補には、日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督の名前も挙がっていた。だが、同監督が母国の代表チームを率いることは、少なくとも当面はなくなった。このイタリアでの決定が、ザッケローニ監督の去就にどう影響するかが注目される。

速サカ編集部