2014/4/1
スペイン・リーガエスパニョーラのバルセロナに所属するDFダニエウ・アウベスが、チームに対する周囲の見方に不満をうかがわせている。
3月上旬のバジャドリー戦で敗れるなど、批判を浴びたバルセロナ。だが、R・マドリーとのクラシコで4-3と見事逆転勝利を飾り、リーグのタイトル争いに復活すると、その後のリーグ戦2試合でも連勝している。
バルサは現地時間4月1日(火)のUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦で、A・マドリーと対戦する。D・アウベスは前日会見でこのように述べた。クラブ公式サイトが伝えている。
「15日前までは、すべてがカオスで世界の終わりのように言われた。でも、僕らは一つのサイクルの終わりと言われても、別のサイクルを始めたばかりだということを示したんだ。いつもチームの弱みを探そうとされている気がする。僕らが勝てば審判のおかげで、負ければ一つの時代の終わりかのようなんだ」
「今は守備が批判されている。でも、僕らはほかのチームと違うんだ。勝ちたければリスクを負わなければいけないと知っている。その姿勢で僕らは勝者になってきた」
リーグでもタイトルを争うA・マドリーとの一戦に向けては、このように話している。
「とてもタフな相手だ。でも、僕らはこういうビッグゲームのためにここにいる。厳しい試合になるはずだ。ジエゴ・コスタがいるからというだけじゃない。A・マドリーにはクオリティーの高い選手たちがおり、彼らは激しく戦ってくる。抑えるのが難しいんだ。ポゼッションを支配しなければ。それができれば、相手のチャンスを抑えられる。僕らはクリーンシートを目指さなければいけない」
また、D・アウベスはバルセロナに残留したいとも述べている。
「居心地は良いし、これまでのように仕事をしている。3年前から右サイドバックを探していると言われているね。でも、僕はできるだけ長くここにとどまることを目指している」
速サカ編集部