イングランド・プレミアリーグのチェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、現地時間4月2日(水)のUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦で対戦するパリ・サンジェルマン(PSG)のFWズラタン・イブラヒモビッチについて、プレミアリーグを経験しないままなのは残念だと語った。

インテル時代にリーグ優勝の立役者となったモウリーニョ監督とイブラヒモビッチ。だが、指揮官の就任から1年後、イブラヒモビッチはバルセロナへと移籍し、モウリーニョ監督はインテルに残って3冠を達成している。

そのモウリーニョ監督とイブラヒモビッチは、欧州のベスト8という舞台で再会することになった。モウリーニョ監督は前日会見でイブラヒモビッチについて、次のように話している。クラブの公式サイトが伝えた。

「我々が同意できなかったのは、私が彼のインテル残留を望み、彼がバルセロナ移籍を望んだときだけだ。ただ、それは普通のことだね。(ともに仕事した)1年、我々は素晴らしい関係だった。私にとって、彼を指導できたのはファンタスティックなことだった。我々は友人で、互いをリスペクトしている」

「彼は自分が幸せな場所にいなければならない。そしてパリで幸せなら、とどまるべきだ。私は彼にパリで幸せだと知っている。同時に、彼が世界最高のリーグでプレーせず、世界最高のリーグで優勝しないままキャリアを終えるとなると、残念に思う」

「しかし、彼のキャリアは非常に充実しており、成功に満ちている。プレミアリーグでプレーしなかったとしても、最高の選手の一人と考えられるだろうね」

速サカ編集部