2014/4/17
イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は現地時間4月17日(木)、イタリア・セリエAのミランに所属するDFイニャツィオ・アバーテが、クラレンス・セードルフ監督の起用法に不満を抱いていると報じた。
セードルフ監督が就任してから出場機会が減っているアバーテは、ブラジル・ワールドカップ(W杯)出場がピンチという。イタリア代表の座を失いかけていることで、クラブのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは、セードルフ監督にアバーテ起用が重要だと働きかけているそうだ。
ミランは先日、MFリッカルド・モントリーボの起用をめぐる疑惑も浮上した。ベンチスタート濃厚だった同選手だが、ガッリアーニCEOとセードルフ監督の話し合い後に先発起用が決定したという。セードルフ監督は疑惑について、内部情報をメディアにもらした者がいるのが残念だと語った。
『ガゼッタ』によると、ミランのイタリア人グループはセードルフ監督とうまくいっておらず、クラブはモントリーボやアバーテ、MFアンドレア・ポーリ、DFマッティア・デ・シリオといったイタリア人の主力たちが移籍を望むことを恐れているという。
4連勝と結果を出しているにもかかわらず、周囲の喧騒が絶えないセードルフ監督。来季も同監督はミランのベンチに座っているのだろうか。
速サカ編集部