2014/4/21
スペイン・リーガエスパニョーラのバルセロナは現地時間4月20日(日)、第34節A・ビルバオ戦で2-1と勝利を収めた。ヘラルド・マルティーノ監督は、逆転勝利したチームのスピリットをたたえている。
公式戦3連敗のバルサは、UEFAチャンピオンズリーグでベスト8敗退、国王杯では決勝でライバルのR・マドリーに敗れ、リーグ戦でもタイトルを逃すピンチにあるなど、サイクルの終わりが指摘されている。マルティーノ監督のシーズン後の進退も騒がれているところだ。
それだけに、白星を取り戻したかったA・ビルバオ戦。スコアレスで迎えた後半立ち上がりに失点したバルサだったが、72分にFWペドロのゴールで追いつくと、直後にFWリオネル・メッシが追加点。逆転勝利で公式戦4試合ぶりの白星を手に入れた。
マルティーノ監督は試合後、「これだけチャンスをつくってゴールが決まらないのは普通ではない」と不満もうかがわせつつ、「内容だけでなく、我々には反撃する勇気があった」とチームのメンタルに賛辞を送っている。クラブの公式サイトが伝えた。
また、先日から精彩を欠くパフォーマンスを批判されていたメッシについて、マルティーノ監督は「とても満足だ。彼がよく知る形で自らを守ったからだ。つまり、言葉ではなくピッチでのプレーでね」とコメントしている。
速サカ編集部