2014/4/28
スペイン・リーガエスパニョーラのバルセロナに所属するDFダニエウ・アウベスが、現地時間4月27日(日)に行われた第35節ビジャレアル戦で、人種差別行為に対抗するジェスチャーを見せた。バナナを投げつけられた同選手は、それを拾い、皮をむいて、食べたのだ。
D・アウベスは以前から、スペインで人種差別の被害に遭っていることを訴えてきた。それは、先日亡くなったティト・ビラノバ氏を追悼する黙とうが試合前に行われたビジャレアル戦でも変わらなかった。
ビジャレアルが2-1とリードしていた75分、D・アウベスがCKを蹴ろうとすると、スタンドからバナナが投げ込まれたのだ。D・アウベスはこれを拾って食べた。同選手のコメントを、イギリス『BBC』が伝えている。
「ユーモアとして受け取るべきだ。僕らはずっとスペインで苦しんできた。簡単に物事を変えられることはないだろう」
速サカ編集部