イタリア・セリエAのインテルを率いるエリック・トヒル会長が、現地時間4月29日(火)、MFハビエル・サネッティが今季で引退すると話した。クラブ公式サイトが伝えている。

1995年に加入してからインテル一筋で戦ってきたキャプテンが、ついにユニフォームを脱ぐようだ。昨季終盤にアキレス腱断裂という重傷を負いながら、今季復活したサネッティ。だが、出場機会は確実に減っており、以前からシーズン後の引退・クラブフロント入りは確実と言われていた。

イタリアメディアによると、トヒル会長は29日にサネッティと会談したとのこと。ここでフロント入りを要請したようだ。クラブ公式サイトは、トヒル会長のコメントを以下のように伝えている。

「すでに2カ月前から彼とは話してきた。彼の見解を知るためにね。だが、決断は下された。彼はマネジメントの一員になるよ」

「それと同時に、私と彼とは合意している。今は、欧州カップ戦出場権を獲得することが必要だとね」

速サカ編集部