2014/5/1
イングランド・プレミアリーグのチェルシーに所属するMFエデン・アザールが、現地時間4月30日(水)に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の試合後に残した発言が注目されている。
スペイン・リーガエスパニョーラのA・マドリーにホームで1-3と敗れ、CL決勝進出を逃したチェルシー。『ESPN』などによると、アザールは試合後、フランス『beIN Sports』で次のように話している。
「僕らに何が足りなかったかは分からない。先制してからは、僕らが試合を手中に収めていた。彼らの方が、僕ら以上に意欲的だったのかもしれない。激しい試合だった。チャンスがあって、見る分には美しい試合だったね。僕は悲しい。でも、A・マドリーは突破にふさわしかった」
「チェルシーはサッカーをするためにつくられてはいないんだ。僕らはカウンターがうまい。R・マドリーとバイエルンの対戦のようだね」
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、アウェイでのA・マドリー戦や国内リーグでのリバプール戦で守備的な戦術を採用し、周囲から批判を浴びていた。
モウリーニョ監督やA・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は擁護していたが、中心選手であるアザールの発言は、選手たちが指揮官の戦術に納得していないことを示すのではないかとして注目されている。
速サカ編集部