コッパ・イタリア決勝が現地時間5月3日(土)、ローマのオリンピコで行われた。

ナポリとフィオレンティーナがタイトルを目指した一戦は、波乱の幕開けとなった。試合開始前にスタジアムの外でのトラブルで、ナポリサポーターの数名が負傷。中には銃で撃たれたとの情報も流れ、ナポリファンが試合延期を求める事態となった。

ハムシクがサポーターと話し合う事態にまで発展したが、最終的に試合は約45分遅れでキックオフを迎えた。

前半、ナポリはカウンターからインシーニェが2ゴールを挙げて先行。一方、フィオレンティーナもバルガスの得点で1点差とすると、前半終了間際にセットプレーからアクイラーニがネットを揺らすが、これはオフサイドで認められない。

後半も攻めたフィオレンティーナは、終盤に負傷から復帰したロッシも投入したが、最後まで追いつくことができず。終盤にメルテンスのゴールでダメ押ししたナポリが、3-1で2年ぶり5度目の優勝を飾った。

速サカ編集部