イタリア・セリエAのミランは現地時間5月4日(日)、第36節のミラノダービーでインテルに1-0と勝利した。クラレンス・セードルフ監督は、出番がなかったMF本田圭佑について、重要な選手だと強調している。

注目された日本人対決は実現しなかった。インテルDF長友佑都はフル出場したが、ミランの背番号10は最後まで出番なし。ベンチから、MFナイジェル・デ・ヨングの決勝点でダービーを制したチームの奮闘を見守ることとなった。

試合後、本田は誰もいなくなったグラウンドで一人、黙々とダッシュやランニングを行った。悔しさを発散させ、気持ちを切り替えようとしたのだろうか。

その本田について、セードルフ監督は試合後の会見で、次のように話している。クラブの公式サイトが伝えた。

「本田はこのチームで最も重要な選手の一人だ。中盤をひし形にするフォーメーションの変更で、一人の選手を犠牲にしなければいけなかった。本田はミラニスタから大きく評価されるだろう。彼には素晴らしいタレント、プロ意識、そして強いハートがある」

速サカ編集部