2014/5/5
イタリア・セリエAのインテルに所属するDF長友佑都は、現地時間5月4日(日)に行われたセリエA第36節のミラノダービーでフル出場した。試合後、同選手はミランMF本田圭佑が出場機会を得られなかったことが残念だったと話している。
ミラノダービー初となる日本人対決が注目されたが、クラレンス・セードルフ監督は本田をベンチスタートとし、最後まで出場機会を与えなかった。長友は試合後、「正直、『圭佑出てくれ』と思いながらプレーしていました」とコメント。「(ミランの)3人目の交代が出たときは、がっかりしたというか」と落胆を表した。
長友は「あそこで圭佑が出ていたら、もっと怖い存在になっていた」「圭佑が入っていたら、もっと難しくなっていた」と、ミランが本田を起用しなかったことに疑問符を投げかけている。
ワールドカップ(W杯)招集メンバーの発表も近いが、長友は「どれだけ良いコンディション、自信を持って臨めるかだと思う」。「圭佑は今日の試合に出なかったですけど、コンディションは問題ないと思っている。また日本に帰る前にゆっくり話したい」と続けた。
インテルは0-1でダービーに敗れた。長友は「こう着した難しい試合でしたが、最後のセットプレーのところ、僕たちが一番練習し、警戒していた部分で、マークのミスで取られて残念」と嘆いている。
その上で、長友は「最低でもヨーロッパリーグには入っていかないと。何が何でも入りたいと思います」と、残り2試合で欧州カップ戦出場権獲得を決めたいと意気込んだ。
速サカ編集部