2014/5/5
イタリア・セリエAのインテルに所属するDF長友佑都は、現地時間5月4日(日)の第36節ミラノダービーでフル出場した。チームは0-1で敗れており、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、長友に5点と厳しい採点をしている。
ヨーロッパリーグ出場権を目指すライバルでもあるミランとの大一番で、インテルは精彩を欠くパフォーマンスに終わった。長友は前半、左サイドからの突破でチャンスメークしたが、得点にはつながらず。得点やアシストは記録できなかった。
インテルで及第点の6点をつけられたのは、DFアンドレア・ラノッキアとGKサミル・ハンダノビッチのみ。それ以外は、終盤に出場したFWディエゴ・ミリートの「採点なし」を除き、全員が落第点となった。チーム全体、MFエルナネス、FWマウロ・イカルディ、FWロドリゴ・パラシオが4.5点と特に厳しい評価となっている。
長友についての寸評では、対峙したミランDFマッティア・デ・シリオも好調ではなかったとし、「だが長友も、方向転換や創造力、最低限の発想力が見えないレールで滑っていたかのようだった。雑なミスも犯した。シュートかクロスかというボールを一度入れただけで、それは(ミランGKクリスティアン・)アッビアーティに阻まれた」と厳しく評価した。
なお、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたのは、決勝点を挙げたMFナイジェル・デ・ヨング。両軍あわせて唯一の7点だった。ミランはデ・シリオが5.5点だったのを除き、ほかのすべての選手が及第点の6点以上だった。
速サカ編集部