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引退のサネッティ、ホーム最終戦で感激 「この日のことは忘れない」(海外)

2014/5/11

イタリア・セリエAのインテルに所属するMFハビエル・サネッティは、今シーズン限りで引退することを明らかにしている。現地時間5月10日(土)のラツィオ戦で途中出場し、試合後のセレモニーでたたえられたインテルのキャプテンは感動を表した。

サネッティは後半に入って52分、背番号4の下に「ever」と入ったユニフォームとキャプテンマークでピッチに立った。「サネッティは永遠に」という意味だ。試合後には、クラブ関係者やチームメートたちに囲まれてセレモニーに登場し、大勢の観客にスピーチしている。

その後、サネッティは報道陣に対して次のように語った。クラブの公式サイトが伝えている。

「涙を抑えるのが大変だった。心の中で泣いている。この素晴らしい夜のことは忘れない」

「今夜はたくさんのシーンが頭をよぎった。みんなに、家族に、モラッティに感謝しなければいけない。試合前からすごい雰囲気だったね。このユニフォームを守ってきたことを、僕はずっと誇る」

「この決断を下すのは簡単じゃなかった。持てるすべてを尽くしたよ。心身ともに好調な状態でやめることに満足している」

「これ以上を想像することはできなかった。ファンタスティックな夜だったね。チームメートたちが素晴らしい勝利をプレゼントしてくれた。それで僕らはヨーロッパリーグという目標に向かえるんだ」

「インテルのユニフォームを着る選手たちには、それを守り、敬意を払うように言っておきたい。幸いにも僕がそうしてきたようにね。帰属意識はとても重要なものだ。インテルでプレーすることの意味を理解し、世界のどこでもこのユニフォームを守ることは、プライスレスなんだよ。彼らはそれを理解しなければいけない」

「たくさんのことが恋しくなるだろう。一生、僕の心の中に残る」

速サカ編集部

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