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[日本代表]【速報】日本代表メンバー発表記者会見 質疑応答(国内)

2014/5/12

W杯ブラジル大会に臨む日本代表23人の名前を、ザッケローニ監督が自ら読み上げた。記者会見での一問一答は次の通り。

Q. 選考基準は?
クオリティー、才能が基準で、それに関してはたくさんの該当選手がいたし、グループの和は大切なので、チームの和を大切にすることも選考基準だ。戦術理解度が高く、二つ以上のポジションをカバーできるユーティリティープレーヤーであることも選考の基準に入れた。インテンシティーを出せることも基準になる。本大会ではリアクションではなく、自分たちが主導権を握るという、やりたいサッカーがあるし、そのやりたいサッカーをできる選手を選んだ。それに加えて、同じ力のある選手がいたら、若い選手のほうを選択した。

その理由はタフな移動やスケジュール、高温多湿の環境ではフレッシュな選手を選びたかったから。もちろん、ここまで準備をしてきた、一緒に積み上げた選手を大切にしたし、そういった観点でメンバーを絞り込んだ。

その一方で、良いパフォーマンスをした選手もいたが、チームとして積み上げてきたモノをより大切にしてきた。一番悩んだことは、ボランチを1枚多く連れて行くかということ。そうなると、FWを削るか、DFを削るかという決断だった。最終的には攻撃的な選手をたくさん選ぼうという決断をした。本大会で日本の良さである、主導権を握るサッカーをするには、これがふさわしいというメンバーを選んだ」

Q. 監督は積み重ね、継続を大切にしていると話したが、その中で長い間代表から外れていた大久保選手を招集した。最近では世間でも待望論が出ていたことは監督も耳にしていたと思うが、改めてこの大一番で彼を抜擢した理由は?
どちらかと言うとこれまでどうして呼ばなかったかを説明したほうが早いと思う。大久保選手の特徴としては、非常に経験があり、嗅覚があり、どこに行ったらチャンスが生まれるかをよくわかってる選手だと思う。そういう意味では、それ以外の選手たちを成長させるということが大切だったということをこれまで考えてきたし、それはぎりぎりのタイミングでも大久保選手、それ以外のたくさん選手がいるが、そういった計算の出来る選手がチームに何を与えてくれるかという情報、自分のアイディアというのはこれまでも持ち続けてきた。このコンセプトについてはこれまでも皆様に説明してきたつもりでいる。

Q. 監督は常々ワールドカップにベストのコンディションで臨むことが大事だと言ってきたが、今回はけがから5ヶ月ぶりに実戦復帰した長谷部選手と、長期離脱をして実戦復帰をしていない内田選手と吉田選手がいる。この選手たちに対してはワールドカップまでにほぼ100%の状態に戻るという確信があるのか、それとも希望的観測を持って、ある意味賭けで連れて行くのか。
それにあたって考えたのは、まず14日の初戦まで今日から1ヶ月とちょっとある。それに加えてメディカルスタッフ、コンディショニングスタッフと緻密に情報交換をしてミィーティングを進めてきて、彼らの意見を踏まえた上で選手たちの状況をよく把握してきた。代表チームに合流するタイミングからこれらの選手は100%の状態でトレーニングに参加できるようになっているし、ブラジルに入るまでに3試合あるので、そこを通じて彼らのコンディションを高めていく。

イタリアではグラスに半分に水が入っているとして、それをいっぱい入っていると捉えるのか、それを半分しか入っていないと捉えるのか、そういうような言い方をするが、この場合だと半分『も』入っているという解釈をすれば、この3選手に関してはたくさんの休み時間があったかなと、しっかりと休めているというようなことが言えると思う。
速サカ編集部

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