2014/5/13
イタリア・セリエAのミランを所有するシルビオ・ベルルスコーニ名誉会長は現地時間5月12日(月)、クラレンス・セードルフ監督による現在のプレーに満足していないと語った。
シーズン後の去就が騒がれているセードルフ監督について、ベルルスコーニ会長はイタリア『メディアセット』のインタビューで、「シーズンが終わったら取締役を開いて決める。会長の意見を聞きながらね」と述べている。
その上で、ミランのプレーについて聞かれると「満足していない。まったく、ね。そのことも考えなければいけないと思うな」と、指揮官の采配に不満を抱いていることをうかがわせた。
それでも、ベルルスコーニ会長は「我々はこれまで素晴らしい成功を収め、いまだ世界で最も多くのタイトルを獲得したクラブで、何よりも今は未来のミランに向けて仕事をしている。今季を過去のものとし、前を見て、長年そうだったように主役に戻る」と、復活への意気込みを強調している。
また、同会長はFWマリオ・バロテッリについて、「素晴らしいポテンシャルを持っている」としながらも、「彼はもっとセンターフォワードであることを学ばなければいけない」とコメント。ゴールに近い位置でプレーしろと求めている。
速サカ編集部