2014/5/17
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・Cや、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(PSG)に、UEFAから厳罰処分が下された。各国メディアが伝えている。
UEFAは現地時間5月16日、ファイナンシャルフェアプレー違反の処分で9クラブと合意したことを明らかにした。処分を受けたのはマンチェスター・CとPSGのほか、トルコのガラタサライ、ブルサスポル、トラブゾンスポル、ロシアのゼニト、ルビン・カザン、アンジ・マハチカラ、ブルガリアのレフスキ・ソフィアの計9クラブだ。
報道によると、マンチェスター・CとPSGは6000万ユーロ(約83億4000万円)の罰金を科された。ただし、今後の違反次第で4000万ユーロ(約55億6000万円)が徴収されないか返却されるとのこと。また、人件費の支出も現状を上回らないようにすることが求められる。
さらに、来季のUEFAチャンピオンズリーグのAリスト登録選手数が、通常の25名から21名に制限される。人件費の処分とあわせ、2つのビッグクラブの今後の運営に影響が出るかもしれない。
なお、ゼニトは1200万ユーロ(約16億7000万円)の罰金を科され、登録選手数を22名に制限された。アンジとルビンも登録選手数が21名に制限され、それぞれ罰金処分も科されている。そのほかの4クラブも罰金処分となった。
速サカ編集部