2014/5/18
イタリア・セリエAのインテルに所属するDFワルテル・サムエルが現地時間5月17日(土)、クラブの公式チャンネルでインテルに別れを告げた。ピエロ・アウジリオSD(スポーツディレクター)は同日の会見で、MFエステバン・カンビアッソが退団することを明らかにしている。
キャプテンのMFハビエル・サネッティが今季で引退するインテル。だが、彼とともにインテルの黄金期を築いたアルゼンチンの仲間たちも、次々にチームを去ることになった。
サムエルはインタビューで「みんなに感謝している。でも、僕は新しい冒険に挑むんだ」とコメント。「すべてに終わりはある」と、今季でインテルを去ることを明かしている。
また、アウジリオSDは会見で、今季で満了となるカンビアッソとの契約を延長しないことを発表。さらに、FWディエゴ・ミリートとも以前から今季限りでの退団で合意していたと明かしている。
2010年にUEFAチャンピオンズリーグをはじめとする3冠を達成したインテル。それから4年、当時のメンバーたちがいなくなることとなった。
なお、サネッティの引退とカンビアッソの契約満了で注目されるのが、次期キャプテンだ。昨年のミラノダービーでは、DF長友佑都が試合途中からキャプテンマークを巻いたが、アウジリオSDはDFアンドレア・ラノッキアが「真剣な候補」だと明かしている。
速サカ編集部