2014/5/27
イタリアメディアによると、イタリア・セリエAのミランは、下部組織を率いるフィリッポ・インザーギ監督をトップチームに昇格させるようだ。
1月にマッシミリアーノ・アッレグリ前監督を解任し、クラレンス・セードルフ監督を招へいしたミラン。現役を引退して古巣の指揮官に就任したセードルフ監督は、リーグ後半戦の19試合で11勝2分け6敗、勝ち点35という成績を残したが、欧州カップ戦出場権獲得には至らなかった。
以前からセードルフ監督の退任が確実と報じられていたミランダが、シルビオ・ベルルスコーニ名誉会長は現地時間5月26日(月)、アドリアーノ・ガッリアーニCEOと会議を開いた。指揮官問題について話し合うためと見られている。
そして現地メディアによると、この会議にインザーギ監督も参加したそうだ。関心を寄せていたスペイン・リーガエスパニョーラのセビージャを率いるウナイ・エメリ監督が契約延長に向かっているため、イタリアメディアはミランが「インザーギ監督」を誕生させることで決断したと伝えている。
インザーギ監督は現役時代、2001年から2012年までミランでプレーし、2度のリーグ優勝やUEFAチャンピオンズリーグ制覇に貢献した。引退後はミランの下部組織を指揮し、指導者としての経験を積みつつあるところだ。
速サカ編集部