2014/6/5
元イングランド代表のポール・スコールズ氏が、ブラジル・ワールドカップ(W杯)初戦のイタリア戦に向け、MFアンドレア・ピルロにマンマークをつけろと助言している。
イングランドはEURO2012の準々決勝でイタリアに敗れている。試合はスコアレスドローに終わったが、PK戦の末に敗退を余儀なくされた。
スコールズ氏は、このときのイングランドがイタリアの司令塔に自由なプレーを許してしまったと指摘。「同じ過ちを繰り返してはいけない」と語った。イギリス『BBC』が伝えている。
ピルロは「世界最高の司令塔」であり、「彼に時間を与えれば壊される」と脅威を強調するスコールズ氏がヒントにすべきと主張するのは、マンチェスター・U時代の戦術だ。
マンチェスター・Uは2010年のUEFAチャンピオンズリーグでミランと対戦した際、朴智星にピルロをマンマークさせて勝利を手にしている。
スコールズ氏は、「(W杯初戦の地)マナウスでは“イングランドの朴智星”が必要だ。ピルロをマンマークする選手だね。今のチームを見る限り、ダニー・ウェルベックが選択肢になり得る」と語った。
速サカ編集部