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ミラン、ついにセードルフ解任 後任のインザーギは「名誉であり誇り」(海外)

2014/6/10

イタリア・セリエAのミランは現地時間6月9日(月)、クラレンス・セードルフ監督を解任し、フィリッポ・インザーギ監督を下部組織から昇格させることを発表した。

シーズン途中にマッシミリアーノ・アッレグリ監督を解任し、当時現役だったセードルフ氏を鳴り物入りで招へいしたミラン。だが、就任以降、成績こそ改善されたが、クラブ上層部と指揮官の関係は悪化。就任からわずか5カ月でセードルフ監督を解任することになった。

後任に選ばれたのは、下部組織を率いていたインザーギ監督だ。ミランは再びクラブのレジェンドである青年指揮官で勝負することになった。契約期間は2016年まで。まずは欧州カップ戦に出場できない新シーズン、リーグ戦での復権が求められる。

インザーギ監督はクラブの公式サイトで、次のようにコメントしている。

「非常にうれしい。今日は私にとって忘れられない日だ。信頼し、プロとして貴重な機会を与えてくれた(シルビオ・)ベルルスコーニ会長とクラブ全体に感謝している」

「長年にわたって自分の人生だったチームを率いることができて、名誉に感じるし、誇りに思う。消すことのできない喜びと感動を分かち合ってきたチームであり、クラブなんだ」

「このクラブカラーのために、仕事に専念し、情熱と気迫をもって、私は全力を尽くす。現役時代も、下部組織を率いたときも、常にそうだったようにね」

速サカ編集部

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