2014/6/13
スペイン代表は現地時間6月12日(木)、ワールドカップ(W杯)初戦でオランダと対戦する。
4年前の南アフリカ大会決勝でオランダを沈め、スペインは初の世界制覇を成し遂げた。今大会の初戦の相手がそのオランダというのは、運命のいたずらだろうか。
スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督は、4年の間にオランダが変わったと話している。FIFAの公式サイトがコメントを伝えた。
「4年間で多くのことが変わった。我々は2010年から比較的安定したチームだが、(オランダ代表のルイス・)ファン・ハール監督はかなりチームを活性化させ、オランダサッカーの本質を大事にしてきた。前線に非常に危険な選手たちがいるのは知っている」
デル・ボスケ監督が指しているのは、FWロビン・ファン・ペルシ、MFアリエン・ロッベン、MFベスレイ・スナイデルというオランダの強力攻撃陣のことだ。
MFシャビ・エルナンデスも、その力を警戒している。だが彼は、スペイン得意のポゼッションサッカーがオランダの脅威を打ち消すことを願っているようだ。
「彼らの前線にはとても経験豊富な選手たちがいる。カウンターが非常に速い。スペインはよりボールを持つだろう。これが僕らの下いるで、それで生きるか死ぬかだと分かっている。それによって歴史をつくれるように願っているよ」
キャプテンのGKイケル・カシージャスも、連覇に向けて自信をうかがわせている。
「僕らは南アフリカで成し遂げたことを繰り返したい。僕らは優勝候補という役割で、どのチームもスペインを倒したがっているのは分かっているよ。僕らは(優勝回数を示す)ユニフォームの星を増やしたい。スペインはこの4年、世界のベストチームだった。謙虚でいて、そして野心を持てば、チームは強いし、タイトルを守る明確なチャンスがある」
速サカ編集部