2014/6/14
スペイン代表は現地時間6月13日(金)、ワールドカップ(W杯)初戦でオランダ代表と対戦し、1-5とまさかの大敗を喫した。ビセンテ・デル・ボスケ監督は落胆を表しつつ、前を向くと訴えている。
FWジエゴ・コスタが倒されて得たPKをMFシャビ・アロンソが決めて先制したスペイン。だが、前半終了間際にFWロビン・ファン・ペルシに同点とされると、後半は守備が崩壊。4ゴールを献上し、誰もが予想しなかった大敗を喫した。
デル・ボスケ監督の試合後のコメントを、FIFAの公式サイトが伝えている。
「ひどい気分だ。だが、落ち込むことなく、あごに食らったこの敗北を受け止める。それだけの勇気を持っているよ。どうして5失点したかは説明できない。我々は守備的なチームではないが、常にディフェンスは堅固だったんだ」
「前半は彼らがプレッシャーをかけてきたが、我々はスペースを見つけることもできた。彼らがいくつか我々の裏にロングボールを入れたことで、試合が変わったんだ。(致命的なミスをしたイケル・)カシージャスを責めることはできない。チーム全体のパフォーマンスが良くなかったから敗れた」
「それでも、この敗北と4年前の初戦のスイス戦での黒星と比較はしないよ。我々には経験がある。まだ勝ち点3を落としただけだ。次の挑戦を乗り越えようというアスリートの力をもって、我々は前を向く」
速サカ編集部