2014/6/17
ドイツ代表は現地時間6月16日(月)、ワールドカップ(W杯)初戦でポルトガル代表に4-0と大勝した。ヨアヒム・レーブ監督は満足感を表している。
グループG注目の一戦は、前半で勝負がついた。10分にMFマリオ・ゲッツェが倒されて得たPKを、MFトーマス・ミュラーが決めてドイツが先制。32分にはCKからDFマッツ・フンメルスのヘディングで加点する。
37分には、倒れたミュラーに詰め寄ったポルトガルDFペペが頭突きを見舞って一発退場。数的優位に立ったドイツは、ロスタイムにもミュラーが加点し、3-0でハーフタイムを迎える。一気に勝負を決めたドイツは、後半にもミュラーがハットトリックを完成させ、最高のスタートを切った。
レーブ監督は試合後、次のように話している。FIFA公式サイトが伝えた。
「我々は勝利だけを目指していた。ミュラーは本当によくやったね。我々に多くのスペースをつくった。中盤を支配し、速さがある前線にボールを送ったんだ。我々はコンパクトにプレーし、ポルトガルのカウンターを止めた。後半は違う展開だったね。我々はポゼッションをキープし、カウンターで彼らを叩いた。(ジェローム・)ボアテングがうまくクリスティアーノ・ロナウドを抑えたね」
大活躍のミュラーは、次のように話している。
「良い形で試合を始められ、すべてが見事に進んだ。チャンスを生かしたね。彼らが挽回するのは難しいと分かった。彼らは10人になったからなおさらだ」
速サカ編集部