2014/6/18
ベルギー代表は現地時間6月17日(火)、ワールドカップ(W杯)初戦でアルジェリア代表に2-1と勝利した。途中出場で値千金の同点弾を決めたMFマルアン・フェライニは喜びをあらわにしている。
前評判が高かったベルギーだが、前半はチャンスをつくることができず。逆にPKで先制を許し、アルジェリアの守備に苦しんだ。しかし、後半途中に投入されたフェライニが、前線に張って空中戦を狙うと、70分にこれが実る。フェライニのヘッドで同点に追いついたのだ。
試合後、フェライニは次のように話している。FIFA公式サイトが伝えている。
「僕は常に信じている。監督から呼ばれれば、勝つ助けになれると思っていた。仲間がクロスをくれれば、得点できると分かっているんだ。今日もそうだった。3回ボールが来て、いずれも競り勝った。ハットトリックもできたかもしれないんだ」
「僕らはこの結果に値したと思う。すごくナーバスにスタートして、前半は悪いプレーだった。でも、後半はチームの気迫を目にしたはずだ。僕らに必要なのは冷静を保ち、正しい決断をすることだけさ。本当にうれしいよ。W杯でゴールを決めるのは素晴らしい。すぐに、長年支えてくれた家族のことを考えた」
フェライニのゴールで追いついたベルギーは、さらに同じく途中出場のFWドリエス・メルテンスのゴールで逆転勝利をもぎ取った。フェライニはベンチメンバーが違いになったと話している。
「今日は途中出場の選手が違いをつくった。スタメンの11人だけじゃないんだ。今日は僕たちだったけど、ほかにもこのW杯でベルギーのために重要な存在となれるベンチメンバーがいる」
速サカ編集部