2014/6/22
ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼは現地時間6月21日(土)のワールドカップ(W杯)・グループG第2節ガーナ戦で、大会通算最多得点記録タイとなる15ゴール目を挙げた。だが、36歳のベテランストライカーは、個人よりもまずチームという姿勢を貫いている。
クローゼは1-2とチームがビハインドを背負っていた69分に投入されると、わずか2分後に同点弾を決めた。2002年の日韓W杯から連続4大会連続、通算15ゴール目となり、元ブラジル代表FWロナウド氏の記録に並んだ。
だが、クローゼは試合後、FIFA公式サイトのインタビューで、こう話している。
「もちろん、僕にとって非常に特別なことだ。それは間違いない。でも、最も重要なのは、チームを助けることができたということなんだ」
とはいえ、歴史に残る記録を樹立してうれしくないはずがない。クローゼは最近封じていた前宙パフォーマンスでゴールを喜んだ。着地は完璧といかなかったが…。
クローゼはウィンクして、「僕も年を取ったということだね」と語った。
なお、ロナウド氏はツイッターで、「ようこそく、クローゼ。今、君がいかに幸せか、僕には想像できる。なんと素晴らしいW杯だ!」と祝辞を述べている。
速サカ編集部