2014/6/23
ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント進出を決めているオランダ代表のルイス・ファン・ハール監督は、チリ代表とのグループB最終節を前に、ホスト国ブラジルとの対戦を避けたいと話した。
スペインに圧勝し、苦しみながらもオーストラリアに逆転勝利してベスト16進出を決めたオランダ。最終節の相手は、同じく2連勝を飾ってグループリーグ突破を果たしたチリだ。
オランダは負ければグループ首位の座を失い、ベスト16でグループAの首位と対戦する。最終節を前にグループAの首位にいるのは、開催国ブラジルだ。
ファン・ハール監督はFIFAの公式サイトのインタビューで、次のように話している。
「(ベスト16進出は)満足以上だ。こういう大会では、グループリーグを突破することが大きな目標となる。我々は非常に難しいグループに入ったが、最初に突破を決めたんだ。素晴らしい」
「次はもちろん、グループ首位で終えたい。だが、次のチリ戦は大変だろう。彼らがグループで最も大変な相手になると思っていた。非常に素晴らしいチームだからだ。両チームとも同様に強いと思う。五分の戦いだろうね」
「ブラジルを避けることは重要? 間違いないね。もしも選べるなら、私はブラジルとやりたくない。クロアチアやメキシコなら楽ということではないがね。W杯においては、ホスト国は常にアドバンテージがあると思う」
速サカ編集部