2014/6/25
ウルグアイ代表は現地時間6月24日(火)、ワールドカップ(W杯)・グループD最終節でイタリア代表に1-0と勝利した。グループリーグ突破を決めたウルグアイだが、エースのFWルイス・スアレスの行為が騒動を呼んでいる。
勝たなければ敗退のウルグアイは、イタリアMFクラウディオ・マルキージオの退場で数的優位に立つも、得点を奪えないでいると、79分に“事件”は起こった。ペナルティーエリア内でスアレスとイタリアDFジョルジョ・キエッリーニが衝突し、ともにピッチに倒れる。
リプレイ映像では、スアレスがキエッリーニの肩口に頭突きを見舞ったように見える。キエッリーニはユニフォームをずらして肩口を見せ、主審にアピールした。かまれたというのだ。だが、主審はこの場面を見ていなかったか、警告などの対応はなかった。口をおさえてピッチに座り込んでいたスアレスは、その後立ち上がってプレーを再開している。
ウルグアイはその後、DFディエゴ・ゴディンがCKから決勝点を挙げて勝利。逆転でベスト16進出を決めた。
キエッリーニは試合後、次のようにスアレスを批判した。イタリアメディアが伝えている。
「公平性を欠くジャッジだったのは明白だった。マルキージオ退場も、スアレスが退場にならないのも、バカげているよ。彼は僕の肩をかんだし、主審はそれを見ていた。なのに退場にしなかったんだ。きっと大会にスター選手を残したいからだよ」
速サカ編集部