2014/6/25
FIFAは現地時間6月25日(水)、公式サイトで、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスに対する規律処分の調査を開始したことを正式に発表した。
スアレスはウルグアイがイタリア代表を1-0と下し、ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント進出を決めた24日(火)の一戦で、イタリアDFジョルジョ・キエッリーニにかみついた疑いをもたれている。
試合中にユニフォームをずらし、肩の傷跡を見せてアピールしていたキエッリーニは、試合後に「映像判定を採用する勇気があるか、見てみよう」とコメント。試合で処分が科されなかったスアレスに対し、FIFAが処分を下すことを求めている。
一方、各国メディアによると、スアレス本人は「僕の胸と彼の肩がぶつかった」と主張。「ピッチ上で起きること」にすぎないと主張している。キャプテンのDFディエゴ・ルガーノは、スアレスがかみついたとの見方を否定し、逆にキエッリーニの姿勢を「女々しいしスポーツマンではない」と非難した。
スアレスは所属するイングランド・プレミアリーグのリバプールでも、昨年4月のチェルシー戦でDFブラニスラフ・イバノビッチにかみつき、10試合の出場停止を科された。
さらにそれ以前、オランダ・エールディビジのアヤックスに所属していた2010年12月にも、PSVのMFオトマン・バッカルにかみつき、7試合の出場停止を科されている。
スアレスがキエッリーニにかみついたとなれば、これが3度目となる。FIFAの結論は果たして?
速サカ編集部