2014/6/26
イタリア代表FWマリオ・バロテッリが現地時間6月25日(水)、自らのSNSで批判に反論した。
ウルグアイに敗れて2大会連続ワールドカップ(W杯)・グループリーグ敗退に終わったイタリア。戦犯の一人として大きな批判を浴びているバロテッリが、インスタグラムで怒りをあらわにした。
「お前はイタリア人じゃない!」と怒るサポーターの映像を載せたバロテッリは、次のように反論している。
「僕はイタリア人であることを強く望んだ。イタリアで生まれ、イタリアで育ったからだ。W杯を大事に思っていた。悲しいし、怒っているし、自分に落胆している」
「コスタリカ戦で得点できたかもしれないのは確かだ。だから問題なのか? 今回は僕だけのせいにさせない。代表のために全力を尽くし、少なくとも気持ちの面では間違えなかったからだ。ほかの言い訳を探しなよ」
「国のために全力を尽くしたことを誇る。君らが言うみたいに、僕はイタリア人じゃないのかもしれない。アフリカ人なら絶対に兄弟に責任をなすりつけたりはしないからね。恥ずべきなのは、ゴールをミスした人や、ほかより走る量が少なかった人じゃない。こういうことこそ恥ずべきだ」
なお、怒りをあらわにしたバロテッリだが、気持ちを切り替えるためか、敗退の翌日に金髪にしたそうだ。
速サカ編集部