2014/6/27
FIFAは現地時間6月26日(木)、イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属するウルグアイ代表FWルイス・スアレスに対し、9試合の出場停止、4カ月のサッカー活動停止の処分を下すと発表した。
スアレスは24日(火)のワールドカップ(W杯)・グループD第3節イタリア戦で、DFジョルジョ・キエッリーニにかみついた疑惑がもたれている。一部ウルグアイ選手は否定していたが、キエッリーニはかまれた跡を主審にアピールし、FIFAに後日の処分を求めていた。
FIFAは、スアレスが規律違反を犯したとして、W杯決勝トーナメント1回戦のコロンビア戦から9試合の出場停止とすることを決定。さらに、4カ月の活動停止も科されており、スアレスは所属のリバプールでも開幕からしばらくは出場できないこととなった。
なお、処分期間中、スアレスはスタジアムに立ち入ることも認められない。さらに、10万スイスフラン(約1140万円)の罰金処分も科された。
FIFA規律委員会のチェアマンは、「このような行為はサッカーのピッチ、何よりW杯という世界中の人がスターに注目する舞台で許されることではない。規律委員会はあらゆる要因を考慮し、すぐに決定を伝える」と話している。
速サカ編集部